エネルギー・トランジション 法務と弁護士対談 ~実務最前線~


エネルギー・トランジションは、2050年カーボンニュートラル達成に不可欠なプロセスです。本記事では、エネルギー・トランジション分野における当事務所の強みや豊富なサービスメニューをご紹介します。また、実務最前線の知識と経験を持つ弁護士たちによる対談記事も随時掲載し、エネルギー・トランジションに関する最新のホットトピックを深掘りしていきます。
1.エネルギー・トランジション推進のための法的支援
2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現には、エネルギー・トランジションが不可欠です。エネルギー・トランジションとは、化石燃料に依存する従来のエネルギー体系から、低炭素かつ持続可能なエネルギー体系への移行を意味します。エネルギー・トランジションへの取り組みは多岐にわたり、以下の分野を含みます。当事務所では、下記3.で詳細に述べるとおり、これらの分野について豊富な経験と専門知識を有する弁護士がクライアントをサポートします。
再生可能エネルギー
プロジェクト
プロジェクト
CCS・CCUS
水素・アンモニア
蓄電池
低炭素燃料
エネルギー効率化
エネルギー市場の規制
サステナビリティとESG
2.当事務所の強み
多言語対応 バイリンガルの弁護士が多数在籍しており、クライアントのニーズに応じた多言語での対応が可能です。これにより、国際的な案件でもスムーズなコミュニケーションと効率的な法的支援を提供します。
専門性と経験 エネルギー・トランジションに関する豊富な経験と専門知識を持つ弁護士が、クライアントの複雑な法的課題を解決します。再生可能エネルギー、CCS/CCUS、水素など、最新の技術と規制に対応したアドバイスを提供します。
ワンストップサービス M&A、合弁、資金調達、競争法、規制、紛争解決、再生など、エネルギー分野における全ての法的ニーズに対応可能なワンストップサービスを提供します。これにより、クライアントは一貫した法的支援を受けることができます。
グローバルな視点 国際的なネットワークと専門家チームを活用し、各国の規制や市場動向を理解した上で、最適なソリューションを提供します。エネルギー・トランジションは国際的な課題であり、グローバルな視点が不可欠です。
3.エネルギー・トランジションのあらゆる分野を法律面からサポート
当事務所は、エネルギー・トランジションに関する法律問題において、幅広い分野でクライアントをサポートしています。再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、水力、バイオマス等)プロジェクトに関連して、以下のようなサービスを提供しています。
- プロジェクトの組成、開発、取得・売却、運営:プロジェクトの初期段階から開発・運営まで、全てのフェーズにおいて法的支援を行います。
- プロジェクト・ファイナンス:資金調達に関する契約作成・交渉を担当し、クライアントが必要な資金を確保できるようサポートします。金融機関に対する法的支援についても多数の実績を有しています。
- 規制法対応:再生可能エネルギー関連の規制法に精通し、FIT、FIP、コーポレートPPAなどのサポート経験も豊富です。
さらに、以下の分野においても専門的な法的支援を提供しています。
- CCS・CCUS:CCS・CCUSプロジェクトの開発に関する法的支援を行います。
- 水素・アンモニア:水素やアンモニアの生産、輸送、利用、ファイナンスに関する法的課題に対応します。
- 蓄電池:長期脱炭素電源オークション案件や蓄電池プロジェクトに関する法的支援を行います。
- 低炭素燃料:低炭素燃料(SAF(Sustainable Aviation Fuel)、バイオ燃料など)プロジェクトへの投資等について法的アドバイスを提供します。
- 脱炭素支援ローン及びSDGsローン:持続可能な開発目標(SDGs)に基づくローンや脱炭素支援ローンの契約作成・交渉をサポートします。
- カーボンクレジット取引:カーボンクレジットの取引に関する法的アドバイスを提供します。
- 低炭素まちづくり(スマートシティ):スマートシティプロジェクトにおける法的支援を行います。
- マイクログリッド:地域エネルギーシステムの構築・運営に関する法的課題に対応します。
- 電気自動車:電気自動車の普及に向けた充電設備のインフラ整備などに関する法的支援を行います。
- エネルギー配電・送電:配電・送電に関する法的課題に対応します。
- 電力取引:電力市場における取引に関する法的アドバイスを提供します。
4.クライアント及び業界からの高い評価
当事務所の弁護士は、最新の動向や法制度に精通しており、クライアント及び業界から高い評価を得ています。エネルギー・トランジションの推進において、クライアントの成功を最優先に考え、専門的かつ総合的な法的支援を提供します。
受賞例
5.座談会:エネルギー・トランジションの最前線
本分野に精通する弁護士

髙橋玲路
ReijiTakahashi
東京
パートナー
ストラクチャードファイナンスを中心とした、金融業務を主要な業務分野としています。特に、PFIその他のプロジェクトファイナンス案件を多数行い、 PFI では国、公共団体のアドバイザーを務める他、金融機関、スポンサーのアドバイザーとしても多数の案件に関与しています。そのほか、インフラ・ファイナンス、水道事業その他の各種公益事業に関する民活又は民営化案件、各種ファンドの組成、海外プロジェクト案件等に従事しています。

前山信之
NobuyukiMaeyama
東京
パートナー
各種ファイナンス取引(不動産・債権流動化、買収ファイナンス、CMBS(Commercial Mortgage-Backed Securities)、プロジェクト・ファイナンス(PFIを含む。)等)、コンプライアンス、企業買収(MBO案件を含む。)、民事再生申立等の倒産・事業再生案件、その他一般企業法務を主に手がけています。

小林英治
EijiKobayashi
東京
パートナー
不動産開発、再生可能エネルギー関連プロジェクト、ファンド組成、プロジェクトファイナンス、開発関連紛争・訴訟等を含む大規模なプロジェクトに関連する法務を幅広く取り扱っており、国内・海外を問わず、投資家、開発業者、メーカー、デベロッパー等の多岐にわたる顧客にアドバイスしています。また、アジア・新興国関連案件も取り扱っており、特にロシアにおける合弁事業、投資案件等に対する助言について豊富な経験を有しています。

武内則史
NorifumiTakeuchi
東京
パートナー
プロジェクト・ファイナンス、アセット・ファイナンス、コーポレート・ファイナンス、証券化等の金融法務及び企業買収等の会社法務を取り扱っています。また、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー分野においては、プロジェクト開発、プロジェクト・ファイナンス、プロジェクト・ボンド、ファンド組成、M&A、紛争解決等、多岐の法分野にわたるサービスを提供しています。

横井邦洋
KunihiroYokoi
東京
パートナー
国内・国外のエネルギー・インフラ案件、プロジェクト・ファイナンス等のファイナンス関連取引、PFI/PPP、建設案件、海外プロジェクト案件等を主要な業務分野としています。特にエネルギー・インフラ案件では、国内外への出向やその後の実務での数多くの経験を通じて、リーガル・ビジネス双方の観点から、クライアントのビジネスを成功に導くための戦略的なアドバイスを行っています。
また、国内・国外を問わず多くの企業へ、各種企業間取引やコンプライアンス、紛争・危機管理対応など一般企業法務の様々なタイプの分野において助言を行っています。

ジェームズハーン
JamesHearne
東京
スペシャル・カウンセル
英国法弁護士として15年超にわたり国内外の企業へ、エネルギー・資源案件、複雑なクロスボーダー投資、M&A取引、JV、戦略的業務提携、プロジェクト開発、プロジェクト運営および一般企業法務における助言を行っています。
特にエネルギー・資源分野では、以下の実績があります。
・脱炭素関連プロジェクト(水素、アンモニア、CCS/CCUS、カーボンファーミング、カーボンクレジット、バイオ燃料、蓄電プロジェクト等)
・従来型エネルギープロジェクト(石油・ガス、LNGプロジェクト等)
・エネルギー製品(LNG、水素、アンモニア、バイオ燃料等)のオフテイク、トレーディングおよび輸送
また、以下のプロジェクトおよび取引につき、助言を行っています。
・日本のクライアントの世界各地(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、オセアニア、南米等)におけるエネルギー・資源等様々なタイプの分野のプロジェクト、対外投資および海外取引先とのクロスボーダー取引
・海外のクライアントの日本におけるエネルギー
・資源等様々なタイプの分野のプロジェクト、対日投資および日本の取引先とのクロスボーダー取引
当事務所への入所前、ロンドン・東京の一流法律事務所に10年以上勤務し、また日本の大手総合商社で5年間、シニア・リーガル・カウンセルおよび次長として企業法務の経験を積み、クライアントのニーズに対する深い理解並びにビジネス慣行の理解を培ってきました。
「The Legal 500 Asia Pacific」のCorporate/M&A分野で「Next Generation Lawyer」に選出されています(2018年および2019年)。