大渕顧問は、1982年に東京大学法学部を卒業後、司法修習（36期）を終了して裁判官（東京地方裁判所判事補）に任官し、人事院行政官長期在外研究員としてHavard Law School派遣（LL.M.・S.J.D.取得）、在ジュネーヴ国際機関日本国政府代表部一等書記官、最高裁判所事務総局行政局参事官・第二課長、東京高等裁判所判事などの要職を歴任しました。 その後、東京大学先端科学技術研究センター教授を経て、2003年に東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授に就任し、2025年3月まで知的財産法の研究・教育に携わり、その間には、ドイツ・マックスプランク国際特許・著作権・競争法研究所客員研究員を務めるなどもしました。また、産業構造審議会知的財産分科会長、同分科会特許制度小委員会委員長、文化審議会著作権分科会副分科会長等も歴任しました。なお、2005年には東京大学より博士（法学）も授与されています。