8月1日付で当事務所のパートナー、中村慎二弁護士が金融庁総務企画局企業開示課における約2年間の出向を終えて復帰いたしました。

中村弁護士は、2011年7月より金融庁総務企画局企業開示課にて、金融・証券業務及び企業法務に密接に関連する開示規制、（国際会計基準を含む）企業会計及び公認会計士監査に関する調査と制度の立案に携わってまいりました。2011年以降の開示関連制度は、会計不祥事による規制強化と成長戦略の一環としての規制緩和の両面から相次ぐ改正を経ており、今後もさらに抜本的な改正が見込まれます。中村弁護士は、企業開示課における業務を通して得た開示制度、企業会計及び監査制度に関する知識と経験を生かし、内外の市場環境と制度の変化に機敏に対応しながら、金融資本市場における企業と投資家との対話の充実と連携の強化に貢献できるよう、意欲的に業務に取り組む所存でおります。

中村弁護士の幅広い経験を活かし、より実際的で質の高い法律業務を提供していく所存でありますので、何卒倍旧のご支援ご厚誼の程お願い申し上げます。